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アメリカの大学   

ここ最近、年々アメリカの大学も授業料が上がっていると言われている。
有名大学ハーバードで年間約4万ドルから5万ドルに上がれば、
優秀な学生が経済的理由でいけないという場合も出てくる。
そこで、優秀な学生を世界中から集めるために、
ハーバード、エール、MITなどと有名大学では
親の年収の10%の授業料でアメリカの学生はもちろん留学生も学べるようにという
特別プログラムが開始されようとしている。
例えば、年収5万ドルだとすれば、その1割の5千ドルで受け入れようというものだ。
とにかく優秀な学生を集めようとしている。
それだけ世界の大学が大学間の競争が激しくなってきている。

一方日本では、東大、京大、早稲田、慶応の有名4大学の博士課程において
学部・専門分野に関する横の繋がりが出来ているといわれている。
今までは東大に入れば東大の中の専門分野での指導しか受けられなかったのが、
これからは、他の大学での専門分野の強い教授の指導が受けられるなど、
どこに入っても違いが無くなった。
しかし、日本での有名大学も、世界では東大・京大が10位代、
早稲田・慶応は世界ではそれほど大したことはない現状である。

一方韓国では、小学校からのグローバル教育・アカデミック英語などをめざして留学熱が日本よりも発達してきている。それには20年後の将来をどう社会で生き抜いていくかという親の子供に対する願いだそうです。今、韓国からハーバード大学への留学生は300人、日本人は100人という数字がでている。英会話に力を入れようとする日本人に対して、英語で授業を受けて世界に羽ばたいていこうという韓国人の高等教育の競争力は日本と比べ物にならない。

しかし、本当に親の年収の1割でハーバード大学に入れるのなら
貧乏人にも挑戦するチャンスは与えられた凄い画期的なことですよね。

by martini_glass | 2008-02-18 05:40 | 日米論考

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