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キレル子供達   

義妹の娘リエも学校でいじめにあっていた。当時10歳。
でもそこはアメリカ人の”おかん”ですから、口論しようが喧嘩しようが親は出て行きません。
「自分で自分の身を守ることを学ぶ時期なの」と突き放していた。
アメリカ人の女の子は戦う事を身を持って教えられるようです。

リエ自身はごく普通に弟達の面倒も良くみる明るく元気な子で、
私達が遊びに行くと女の子らしく、人見知りもしながらも私に
「ねえ、ちょっとカバンを見せて、カバンの中も見ていい?」と可愛らしい。
その彼女も今年で13歳、ティーンの仲間入り。
去年のクリスマスに会った時は私の背を越していた・・・170cmはあるかも。

先日のニュースに5人組の女の子が1人の男の子に怪我を負わせたというのがあった。
「お前ら、レズビアンか~」という差別的不用意な言葉に腹を立て殴りかかった。
ティーンの女の子は女の子というだけで男の子と同じくらい喧嘩っぱやい。
もちろん喧嘩を吹きかけたのは男の子の方だけど、女の子も売られた喧嘩は買うのだ。
男の子が所持していたナイフで女の子が刺し、彼女達は傷害で15年の刑を受けた。

キレル子供達はあとを絶たない。
もちろん、喧嘩する子ばかりではないけれど、残念ながら学校をドロップアウトしたストリートチルドレンと呼ばれる子供達は喧嘩で自分の強さを誇るしかないようである。

by martini_glass | 2007-04-27 01:56 | 日米論考

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