蒸し暑いと思い出す悪夢   

あの悪夢のような、NYのブラックアウト2004年から4年も経ちました。
もうあの二の舞を味わいたくないと思い、蒸し暑いのですが節電に努めています。

あれは、夏の4時を過ぎた頃、NYの町から一斉に一瞬にして電気が消えました。
電卓が消え、電気も消え、冷房も止まり、エレベーターも止まり、地下鉄も止まり、
窓から外を見下ろすと車道も歩道も群衆が一斉に歩いているのが見えました。
信号も消え、立ち往生する車と群集が喧嘩をしているようにも見えました。
私たちもビルの裏の階段から外に出るように誘導され1階まで降り、
ムッ~とした温風の中に立ちすくみました。

「歩いて帰ろう」と元気付ける群衆の波に乗って私も歩き始めました。
歩いて帰る距離ではないけれど、1時間半くらいかければ帰れなくはないと確信していました。
他の島から来ている人は橋を渡って2,3時間は覚悟しなければならなかっただろうし、
帰るのをすでにあきらめていた人達は街中にあふれ、外で一夜を過ごした若者も。

部屋中にロウソクを灯し、シャワーを浴び、夕食は何を食べたのか覚えていません。
原始時代にタイムスリップしたようで、ちょっとわくわくしたっけ・・・。
静かに夜が明けるのを待って眠りに付いたのを思い出します。

毎年のように上昇する気温に気が気でなりません。
まだ6月なのに33度~35度、夜になってもその気温はそれほど下がりません。
もちろん、会社では皆さんエアコンを入れたと話しておられました。
やはり、市内の部分部分でブラックアウトになった地域はあったようです。
復旧に時間がかかるので大変な時間を過ごされていると思います。

家は窓にファンを付け、部屋に扇風機を付け、なるべく外気を入れないようにし、
部屋の気温を下げるように無駄な電気をけして歩いています。
Co2の削減には繋がっていないのですが・・・、
こんなに暑い6月、7月8月はどうしたらいいのでしょうね。
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# by martini_glass | 2008-06-12 08:02 | ニューヨーカーである事