大引越し   

ついに、10年間住んだ私達の思い出の部屋ともお別れです。

古い部屋は、戦前に立てられたといわれるだけあって、天井も高くドアも大きく、暖炉、大理石の階段、壁や鏡がほとんどアンティークの世界なんです。高級な調度品が揃えばもっとよかったのですが。物価の上昇とオーナーとの折り合いが悪くなったのもあって、引越しをすることに私が決めました。私にはテナントとしての権利を主張するだとか、その辺の市の条例や法律などは分かりませんが、いがみ合って、裁判所に足を運んでまで住んでいても楽しくありません。それよりかは前に向かって進む方がいいですよね。皆はもったいないと言うけれど、そんな気分にはなりませんでした。

引越しの前日まで、誰が安い引越しを引き受けてくれるか焦りました。
日にちを変更したら断られたのが始まりで、
無限に引越し代を払えるわけでもなく、
6月30日にしてくれるところで、
すぐ返事をしてくれるところで、
階段が気にならない人で、
薬をやってない人が来る事が条件でした。

しかし、こんなにギリギリまで日にちが迫っていたのには、
新しい部屋のオーナーがちょっとルーズなせいなのでした。
悪い人ではないのですが、南の国から来た人達で、
何でも伝えてから完成まで時間がかかるです。
途中、ブチ切れそうになりながらも、
心広く穏やかに応対している相方に助けられました。
私が口を挟むとストレートすぎるから止めてくれとまで言われながら・・・
ああ、予定が随分狂いました。

ホンの10ブロック南下しただけなのですが、窓の外には緑もあって南向きの部屋です。
今度は明るく元気に前向きになれそうな気がします。
広さ的にはちょっとこっちのほうが狭いかも・・・
建て方はこちらの方が新しいので、戦後のものだと思われます。
ファンシーなものは何もないけれど、こじんまりとしていてこれはこれでいい・・・

10年も住むと凄いゴミの山がでました。あはは。
古い部屋のオーナー、ごめんなさい。
こんなにいらないものと一緒に住んでいたのだと思うと笑えてきました。
私のじゃなくて、ほとんどが相方の方のゴミなんです。
よく言えば、彼は永遠のロマンチスト?
悪く言えば、片付けられない人なんです。
結局、私が膨大な箱を片付けるんです。
今までの請求書・領収書、辞めた会社での書類、訴訟の書類、
友達から貰ったプレゼント、自分で買ったガラクタ、バースディーカード、
服にしても靴にしても帽子にしても使わないけど持っていたい人なんです。
持っているもの全てが自分の歴史を語るのだそうです。
まあ、そうなんですけど・・・
その辺、私とちょっと違うので付いていくのに疲れます。

今から、引越ししました通知を出して、今日も筋肉痛だけどお片付け~。
早く終わらせたい!
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# by martini_glass | 2008-07-04 00:43 | ニューヨーカーである事