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罪を憎まず人を憎む日本人   

「罪を憎んで人を憎まず」は生まれつき悪い人というのはいない、環境によって罪人になってしまった訳だからその人が悪いんじゃない、その罪を犯させる環境が悪いのであって、その罪を犯した人を憎むという意味だそうです。

JRの運転手の事件は明らかに素直にそう思える。故意ではなく事故だから。また、社会的ひずみが分刻みの仕事を強いられる彼に及んだ、ある意味で彼も犠牲者かもしれない。

自分の家族を焼き殺した中学生、20歳の高専女子高生を殺害した同級生、幼児誘拐殺害なんてのは?
犯罪の行為者が社会性を身につける事が出来なかったような場合に発生した犯罪は、犯罪と結果に直接結びつける事が出来ないような・・・

一般の主婦がご主人を絞殺し死体をバラバラにした事件は記憶に新しい。
成人であり社会性を身につけて生活していた人が犯してしまった罪は?
彼女もある意味、そこまで追い込まれた環境にいたという点では被害者であるかもしれないけど、
人を殺すという人の極限の犯罪では罪と人を分けることが出来ないような気がする。

まだ、盗人、詐欺、放火、恐喝、なら「罪を憎んで人を憎まず」と思いたいけど、
思えるかな~実社会は犯罪者は繰り返すと思うところから、企業への復帰は温度差があると思うな~。

アメリカ人はどうだろうと考えた時に、ちょっと違う方向ではあるけど、
離婚したカップルが離婚後の方が友達として仲が良いとかいうのはある。
日本人の私には信じられない。
友人との些細な諍いなら10日もすれば仲良くしている。
大人の喧嘩はなかなか仲直りするのが難しいのに・・・・ね。
私は頑固なので疎遠になるとそのままだったりするし、自分からアクションを起すって難しいよ。

神を信じる人達は違うのかな~

by martini_glass | 2007-02-28 05:03 | 日本人である事

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