イスラエル人との出会い   

革製品のお店を経営するイスラエル人の女性とお友達になりました。

私自身革製品が大好きで彼女お勧めの子羊革のジャケットを$300で買いました。
手触りもしっとりした、柔らかい上品な自慢の一品です。
見る人みんなが、「それラム皮ね、素敵よ」と誉めてくれました。
昔は、衝動買いをカードでポーンと惜しげもなくしまくり、
今考えると怖い・・・金離れの良い、典型的日本人でした。

そうそう、彼女も「貴女は日本人?」と声をかけてきた一人なのですが、お店の店主と客の関係で、もう少し好意的に接してくれたので「そうですよ」と答えました。
彼女は「いつか日本に行ってみたいと思ってるのよ。貴女は学生なの?良かったら英語を教えてあげるから私に日本語を教えてくれないかしら?いつでもお店に遊びに来てね」
と日本人が好きなようでした。私もNYで初めて作ったお友達でした。

確か10歳くらい年上の女性で、ましてイスラエル人など生まれて初めて出会った私は舞い上がりました。英語もろくに分かっていない頃でした。そんな私と会話をしようって・・・?
一瞬、日本人の金離れの良さに近寄ってきたのか・・・とか変な風にも捕らえましたが、全然そんな感じはなく、「コーヒー買ってくるから」と、たまに私が店で一人の時もありました。

彼女がNYに来たのは、30歳の頃で、「もう30歳なのになぜ結婚しないの?」とみんなに言われて、それが嫌でイスラエルを飛び出してしまったと・・・
NYで今のご主人(イスラエル人の画家)と出会って結婚した。お子さんはいなくて、お宅にもお食事にお呼ばれしました。家には彼女の若かりし頃の巨大写真が掛けてありました。
ご主人のアトリエ件ご自宅でとてもアーティストっぽいお宅でした。

彼女がNYのSOHOにお店を開いた時、怖い思いをしたというのが、黒人男性3人により、猿轡をはめられて手足を縛られ、地下室に監禁されて、その間にキャッシュレジスターからお金と革製品をごっそり盗まれたとのことでした。女一人で一日中お店を切り盛りしてるのですから狙われない方が不思議なわけですが。それ以来彼女は黒人をお店に入れないという事にしたそうです。

ある日のこと、黒人の女性が入って来たいとベルを押したのですが拒否しました。応答が無い事に腹を立て、警察を呼んでまで入店を拒否された事を抗議してきたそうです。実はその女性はテレビに出ているコメンテーターで著書もあるカリスマ主婦といわれるほど有名な人でした。そんな事は店主の彼女には関係なく、黒人はただの黒人に過ぎなかった。と笑って話してくれた。

移民が知らない国で他民族と共存していく厳しさを彼女は身を持って体験したのでした。
こんな怖い体験を話せる強さはニューヨーカーのなせる業でしょうか。
私はこんな怖い目に合った事が何一つとないので幸せです。
その後・・・ご無沙汰してます、お元気だといいのですが。
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by martini_glass | 2006-12-18 01:45 | ニューヨーカーである事

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